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ユニバーサルツーリズムって?

 少子高齢を迎える日本社会(2020年日本の人口65歳以上 28.9%)において、何らかの障がいのある人たちの割合も増大します。

 さらに進む高齢社会を見据え、全国の様々な地域(観光地)におけるサービス産業(交通機関・宿泊施設・観光施設・物販店など)では、それらのニーズに対応するため、ハード面とバリアフリーな環境の整備が必要とされてきます。

 しかし、これらのハード面とバリアフリーな環境を更に生かすには、ユニバーサルツーリズムの取り組み(特にソフト面のサポート)が不可欠です。

 例えば、バリアフリーな大浴場に、何らかの介助を必要とする障がいのある夫を介助する妻は、どちらの大浴場(男湯・女湯)にもいっしょに入れません。ハード面(スロープと手すり)の先にあるソフト面のサポートが必要です。

 何らかの障がいのある人たちの前にある大きな重い扉の鍵は、日常的に介助する人たち(家族・友人など)の手の中にあります。

 その扉を開き一歩外へ踏み出すには、障がい当事者が抱える問題解決と同時に、日常的に介助する人たち(家族・友人など)が旅をする時に抱える問題(移動・入浴・食事・排泄など)を訪れた地域(観光地)のネットワーク(宿泊関係・観光関係・移送サービス関係・行政・教育機関など)が連携し、解決する仕組みが必要とされています。

 ユニバーサルツーリズムの取り組みとは、安心安全を大切に、障がいの有無や年齢に関わらず誰もがいっしょに旅・滞在を楽しめる環境を創りだすことです。


明石ユニバーサルライフ情報誌「びと」

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